休日と犬の睡眠薬⑥

舌が、乱暴に口の中に入って来た。顎にかかる彼の手を退かせようと、必死でもがく。彼は私の手首を掴んでそれを制止し、体重を掛けてのしかかりながら、更に強く唇を吸った。 シャンパンに酔った体は、簡単にソファベッドに押し倒された。彼は私の首筋に舌を這わせ、左手を腰に回し、利き手である右手で器用に私の服を脱が…