休日と犬の睡眠薬⑦

限界まで焦らされた後に与えられる快楽は、脳内で何倍にも強化された。 太くて長い指が動く度、固く目を閉じたまま、私は悲鳴を上げた。 執拗に、丹念に、濡れた場所を優しく探る彼の指が、突然、激しく貫いた。頭の中が、体の内側と外側が、シャンパンよりも、激しく泡立っている。思わず、喉の奥から迸り出た、獣じみた…